生きてるってこういうこと!

#青年海外協力隊としてベトナムで過ごす日々。旅が私を変えてくれた。人が私の心を満たしてくれた。どんな時も自分が自分らしくいれるために大切なことはここに記録しました。

レーシックで視力を取り戻した!行ったこと・感想など

 レーシック手術を受けてみて

 

今回受けたのは、品川近視クリニック。選んだ理由は、ネット検索すると一番上に出てきたことと、インスタやブログではほとんどの人がここで受けていた。私にとっての決定条件は、

  • 「レーシック」と言ったらここ!というくらい有名なところであること
  • アクセスしやすいところ電車で片道1時間以内
  • 身近な人(知り合い)が受けていた
  • HPが整理されていて、何をするのか、説明会に行かなくてもある程度わかること

でも、やはり知人が受けた病院というのが一番の決め手だったかも。

 

 

インスタで#レーシックと調べると、フェイクではない生の感想がわかる。すごいな、いまの時代。そこから、コメント返しも多く、信用できそうな人を何となく直感で探し、情報収集をしてみた。総額、使ったプラン、術後の様子など。

インスタで見ず知らずの人にメッセージを送る、そんなことをするような人間ではなかったが、レーシックに関する情報を得たい自分にとっては、そんなことどうでもよかった。

質問した相手が親切だったせいか、みるみる不安も薄れ、手術を受けることを決断。

最大5万円割引になるクーポンをメールで送ってもらえた。どうやらこれは紹介した人も報酬のメリットがあるんだとか。しかも最大4万円も。なるほど、これはなかなか良い話。

 

そうと決まれば、診察予約。

HPからできる。後日電話があり、詳細な説明があった。私の場合、現在無職なので平日いつでもオッケーだったので、割とすぐに日程が決まった。電話してから3週間後に検査と手術をすることに。

私は、普段ソフトコンタクトレンズ(2週間使い捨て)を使用している。

おそらく視力は片目0.03〜4くらいなのと乱視が強いので、コンタクトをしていないとまっすぐ歩けないし、ものの認識もできない。

コンタクトをつけ始めたのは中1だったかな?当時は周りはみんな眼鏡だったので早かった。どうしても眼鏡をかけたくなかった。自分の顔の一部になってしまう気がした。「あ、眼鏡の人」なんて覚えられ方絶対嫌だ。と思春期真っ只中の自分は思っていた。

それからコンタクト生活を続け、特に問題なく過ごしていた。お金がかかるのと、お泊まりやプールの時は面倒だったけど。

でも、視力はどんどん落ち続け、20歳過ぎても悪くなっていた。両親は二人とも目が良い。叔母が目が悪いのでそっちの遺伝か?なんて思っていた。

あー話が脱線してしまうので、戻そう。

 

手術1週間前から眼鏡生活となる(乱視入りのソフトコンタクトレンズの場合)

私にとって、これが一つの壁。仕事をしていた時にレーシックが受けられなかったのはこれが一番の理由。眼鏡をしている自分は度の強い眼鏡だから他者が見ると、まるで牛乳瓶の底をつけてるかのように、目が小さく見え、尚かつそれでも度数を弱めにしているので見えにくい。完全に家にいる時用。眼鏡をかけているだけで、自分に自信がなくなり、外出できなくなるのだ。

 

だから無職になり、自由の身となった今がチャンス!この1週間は引きこもっていた。

 

1週間後。

9時に予約していたのでいざ!行ったのは東京院。有楽町にある。ここは、いわゆる「東京で働くサラリーマンやOLの聖地」なのでは?と思うくらい、バリバリに働く人達でごった返していた。みんな身なりが綺麗な人ばかりで自分のいる世界とはかけ離れている人たちばかりにみえた。こうゆうところ、すごく苦手だ。

まあ、そんなことはどうでも良い。

院内では簡単な問診票を記入し、検査が進められた。私以外にも5〜6人の患者がいた。この人もレーシックするのか〜なんて思った。そうじゃない人もいるんだろうけど。

検査は5種類くらい?したかな。検査をしては待合室へ。また再び検査へ。てな感じで繰り返し。スムーズだったので待ち時間などはそんなに苦ではなかった。

一通り検査をし終えると、別室へ案内された。診察ではなく、机と椅子があり、綺麗めなお姉さんと向かい合ってプランや手術に対する質問や不安点などを話し合う場らしい。すごく話しやすく、こちらの質問にもきちんと答えてくれる方だ。

「きっと金額の高いプランを薦めてくるんだろうな。」「無知な自分に対して専門用語を並べて、上手いこと契約させるつもりだ。」いつだって私は先入観を持ってしまう。悪い癖だ。

でも、違った。ちゃんとこちらの要望にあったプランを考えくれていることが話していてわかった。

検査の結果、私は強度の乱視、強度の近視、尚且つ角膜が薄いらしい。角膜はレーシックによって削られる部分なので、ここが厚ければ暑いほど将来的に視力が再び落ち、またレーシックをしたいと思っても残っている角膜があれば再度できるらしい。

角膜の厚さは人それぞれであり、遺伝性ではない。体質的なものなのだとか。

強度の乱視に加えて強度の近視ということで、レーザーで削られる量はかなり多い。

ただでさえ、薄いのにこれで削ると残る量は10分の2程度だとか。

角膜が薄いことのデメリットとしては、将来的に合併症を引き起こしやすい、再度レーシックを受けることが困難、個人差はあるがドライアイになる可能性がある、など聞いていると、5年後、10年後の症状がかなり心配になった。

 

じゃあ、レーシックは無理ですか?そんなことを聞こうとしたら、どうやら検査の数値から受けられるギリギリのラインなのだとか。要は一か八かの賭け。

まぁ、自分よりも更に視力が悪い人も過去にはいるわけで、そういう人は目の中にレンズを入れる手術を受けるのだとか。

ただし、これも色々とデメリット?があって、まず術後は1ヶ月おきに診察をしなければいけないこと、目の中の病気になりやすく、白内障などになると大変。。とか?

記憶が曖昧で正確な情報ではないかもしれないが。。

 

でも、賭けだろうがレーシックを受ける!自分にはこの選択肢しかなかった。これから途上国に行くのに眼鏡はあり得ない。大丈夫。

レーシックを受けるにも色々な機械があり、それらをニーズに合わせて組み合わせて決めるようだ。この時点で自分が使える機械は2台。

手術の手順は次の通り。

①眼球に蓋を作る手術

②角膜を削る手術

③目の中にコラーゲンを入れ、細胞数を増やす手術(角膜強じん化)

 

③はオプション的なものだが、これは私のようにたくさん角膜を削る人が残った角膜を如何に今のまま温存できるか。その可能性を高くする手術だ。

 

まあ、ここまでくれば確率を少しでも上げられるように、後になって後悔はしたくない。

 

ということで、私は「レクスト・ベスト」というプランにした 。値段は合計64万円だった。

金額は当初想定していた額の2倍。さすがに大きな出費だ。しかし、仕方ない。

成功を願うばかりだ。

 

お昼12時ごろ検査・診察は全て終了し、休憩をとって15時に再来するとのこと。それから手術だ。

 

15時。

最初に行った遺伝子検査(必ず受けなければいけないと言われ、行った)は問題なく、手術適。

待合室でしばらく待つと、名前が呼ばれた。頭には衛生キャップを着けて手術室へ。手術室に入るやいなや5〜6人の医師が待っていた。指示通りベッドに横たわるとすぐに体をシートで巻かれ、身動きができない状態に。「麻酔の目薬さします」「目を開く機械をつけます」「まぶたを開くためのテープを貼ります」と非常に手際よく指示があった。心の準備とか言ってられないくらい、素早く「あぁ、始まった」と思ったら先生が「これから一瞬視界が真っ暗になります。大丈夫ですよ。すぐに終わります〜」なんて言いながら視界が真っ暗。「えぇ〜」と内心パニック状態。怖すぎる。失明したらこんな感じなのか。待てよ、この状態でこの先生が倒れたら・・地震がきて手元がブレたら・・・。なんて被害妄想をしていると。真っ暗闇の中から緑色の靄が見える。周りには赤い光線。まるで宇宙?ディズニーランドのスペースマウンテン?「はい、その緑の光見ててね〜、そのままそのまま。順調ですよ〜」「は〜い、お疲れ様でした。終わりです」

終わった〜〜〜はやっ!

痛くない。目の違和感は多少あるけど。私の目はちゃんとあるのか?どうなってるんだろう?

 

そんなことを考えているのも束の間、医師から「次の手術を行いますのでここでお待ちください。」と。しばらくすると、また手術室に通され、先ほどと同じような流れで行われた。いよいよ、目にレーザーメスを当て、角膜を削って視力を出していくみたいだ。レーザーが当てられたのか?なんだか焦げ臭いぞ。嗅覚はしっかりしているので良くわかる。5分もかからないうちに両目終了。

「終わりました」の一言でホッとしていると、また移動するように指示が。本当はもう少し横になっていたかったが。

最後に「角膜強じん化」の手術をするらしい。

待合室で待っていると、なんだか違う。この1時間ずっと裸眼でいたためほとんど見えない世界に慣れていたのだが、明らかにさっきまでとは違う。

はっきりとは言えないが、見える!

あれ?眼鏡してないのに。こんなに早く見えるものなのか?なんだか胸が高鳴っている。やった〜!・・・いやいやまだ油断は禁物。まだ手術が残っているからね。

再び、名前が呼ばれ、手術室へ。

お馴染みの体勢になると、今度は目に黄色い液体を含ませたスポンジ?的なものを塗り塗りしている・・。違和感すごい。しかもこれまでの医師と比べてかなり、ゆっくり。これは丁寧と捉えるべきなのか?話し方もゆ〜っくり。大丈夫かな。多少の不安はあるもののなんとか終了。ビタミン剤ってこうやってつける感じなのか。これが10万って。なんだか複雑な気分。

 

ようやく3つの手術終了。

時刻は19時。最後に、お馴染みの透明サングラスをもらい、装着。目薬の使い方のビデオを鑑賞して、帰宅となった。

いや〜終わった。お疲れ自分。ここから1時間30分かけて電車で帰る。満員で帰るの嫌だな。気合いだ。

そんなことを考えて電車に乗り込む頃には、目がものすごい激痛に。

まず涙が止まらない。それに伴って鼻水も。とにかく目を閉じて我慢。でもね目を開けると、空気に触れて痛いんだけど、閉じていてもしみるように痛い。鼻水ズルズルな季節でもないのにこれだから周りの人きになるだろうな。なんてどうでも良いことを考えては苦しくなる。

痛みもどんどん増して、本当に辛かった。

もらった目薬を使うにはまだ、1時間ある。我慢も限界に達したとき、最寄り駅に到着。ここから歩いて20分!

外に出ると、さらに痛い!風も当たるし、何より車のライトが眩しくてしみる。目を閉じて歩いていたけど危険すぎる。

ゆっくりゆっくり歩いてやっと我が家。

目薬さしたら、今までの痛みが嘘のように引いてきた。

それでも辛くて、見え方も裸眼と変わらなくなっていた。

「朝になれば見える」この言葉を信じて、夕飯も入浴もせずに就寝。もちろん痛くて眠れず、目薬を1時間おきにさしてほぼ不眠状態だった。こんなので大丈夫なのか?もうすでに携帯のライトでさえ眩しくて見えない。

 

 

翌朝、ゆっくり目を開ける

裸眼のクリアな世界が広がっていた。

痛みもほとんど引いていた

やったーーー

見えるーーーー

 

目の腫れもなく、見た目も大丈夫だ。

昨日の夜の出来事が嘘のようだ。

 

再度、検診へ向かう。

視力検査。両目0.04→1.5

異常なし。

すごいや。

 

感動に浸り、その後の日々はそれはもう今までのコンタクト、眼鏡の煩わしさはなくなり、最高の日々を送っている。

 

1週間検診。ここでも視力は両目とも1.5をキープしていた。

ドライアイもなく、いたって良好。

 

今回のレーシックでもちろん不安要素はあったが、結果、やってよかった。これで怖いものなしだ。

途上国で働くのも、心配なくなった。

また一歩近づいたかな。