別トピック 〜オンライン英会話で本物の友情を手に入れた話〜
今ではかなりメジャーになりつつあるオンライン英会話。
私がこのオンライン英会話にどハマりした訳。
きっかけなんて、何でもいい。
このオンライン英会話のおかげで私は国境を超えて生まれて初めて心から信じられる友人ができた。彼女たちと出会ったのは2018年になる。今でも私たちの友情は変わらない。
当時、青年海外協力隊になりたくて、決意を決めた春。
それから、協力隊になるための試験や面接を突破するわけだが、退職し、行くあてもなく、日本各地をめぐり、気に入った場所でゲストハウス を見つけ、その日暮らしをする日々。
ある日、奈良県にたどり着いた私はこの地がとても気に入り、しばらくゲストハウス を転々としながら滞在していた。そこで運命的に私の心を鷲掴みにした宿があった。
あまりにも居心地がよく、後に3ヶ月間、無料で滞在させてもらう代わりに宿のスタッフとして働くフリーアコモデーションをすることになるのだが。。(この記事についてはまた後で)
とにかく、ここでの暮らしは日常から離れ、日本にいるのに海外で旅をしているような錯覚に陥る。お客さんのほとんどは海外からの旅行者。
接客はもちろん英語。基本的な必要最低限の英語は教えてもらえたが、ここはゲストハウス 。
お客さんと会話してナンボという毎日。
私もお客さんと話したい!
そして協力隊として海外にいく以上、いくら現地語があるといっても基本は英語である。どんな場面でも英語が基本である。
覚えておいて損はない。むしろ今の時間があるうちに英語を学ぶチャンスだ!
もちろん宿のスタッフとして生活していると、毎日英語が飛び交い耳は少しずつ英語モードになる。
環境はバッチリだった。
英語の参考書やネットなどいろいろと駆使しながら、お客さんのいない時間に勉強をした。
でも、この勉強の仕方は私には合わなかった。
そこでいろいろとネットで情報収集していくうちにオンライン英会話という手段にたどり着いたのだ。
私が体験したオンライン英会話のメリットは
・ネット環境さえあれば、まるで直接会っているのと変わらない英会話ができる。海外へ留学する人、英会話教室に通う人、移動をしなければレッスンを受けられない。そんな壁はもうないのだ。
・講師の数はかなり多く全員把握するのは不可能なくらい。したがって受けたい時に受けたい時間だけ受けられる。完全に受講する側である私たちが有利である。
私が申し込んだのはネイティブキャンプ月5000円(2018年度)程の値段で24時間、無制限にレッスンを受講することができる。
朝どれだけ早くても、深夜になろうとも必ずレッスンをしてくれる先生はいる。
そして1日同じ先生で何回も受講することもできる。当時、どハマりした私は1日8〜9時間レッスンしていた。お気に入りの3人の先生のローテーション。
・世界からさまざまな国の人から英語を学ぶことができる。もともと私が登録していたネイティブキャンプはフィリピンのセブ島に会社があり、そこでフィリピン 人を雇ってレッスンをしているのでフィリピン 人の割合は多い。だが、他のアジアの国、南米、アフリカ、ヨーロッパなどなど全世界から登録している講師がいるため、よりネイティブの発音が聞きたい!自分はニューヨークで将来行きたいからアメリカ出身者がいい!と言う人はお目当ての国の講師を選べば良いだけだ。もちろんそれらの講師は自宅からレッスンすることになるため、ネット環境が厳しい環境に住んでいる講師もいることはいる。
・講師を選ぶ選択権がある。
語学を学ぶ上で重要なのは講師との相性であると考える。いくら有名で評判がよいレッスンだとしても講師の人間性や性格が受け入れられなければ、学びのモチベーションは上がらないし、なんといっても楽しくない。いかにストレスなく、自分優位でいられるかが私にとっては重要だ。
そこでオンライン英会話では仮に初めての講師と受講して、その講師が自分に合わないと思ったら次回から選ばなければいい話である。受講しないからといって誰も理由も聞かないし、催促もしない。レッスン途中でこれ以上この講師と話したくないと思えば、ごめん今日はここまで!といってレッスンを退出すればいい話なのである。
・そして、最後に私が何よりもお勧めすることは、講師とのレッスン内容は他の誰にも聞かれず、かつ監視されていないということ。私は講師と仲良くなりすぎたあげく、恋愛相談、人生経験、悩み相談、誕生日会、さらには彼女の国へ遊ぶ約束のためのプランニングまでこのレッスン内でしていた。もちろん、会話はすべて英語なのでレッスンに違いはない。
私たちはこのレッスンという名のフリートークで毎日、友情を深めていった。時に一緒にカラオケをして歌ったり、写真撮影や日常生活の共有などもしていたほどだ。
こういった理由から私の生活はオンライン英会話中心になっていった。
基本的な文法表現や会話表現、実際に旅行に行った際に役に立つ表現などこなしながらも、やはり一番楽しかったのは大好きな先生とのフリートークだった。
自分や相手の誕生日にはお祝いのための言葉を練習して伝えたり、先生のいる国(フィリピン)のことを知りたくて、時には英語ではなくビサヤ語を教えてもらった。
あるときには先生役と生徒役を交代してレッスンをしたりと、、、
とにかくレッスン中は2人だけの時間を満喫した。
先生にとっては何十人、何百人といる生徒の中の1人である私。
それに私たち受講する側は先生を選べても先生は受講者を選べない。
だから、受講者によっては困った人もいる。特にレッスンそっちのけでナンパしてくる人、教え方に不満をこぼす人、無愛想でまるでやる気のない人、子供のレッスンだからといって、完全に子どものお守りとして利用する人、、、
聞いただけでも受講者という立場を利用して、先生達に迷惑をかけている、同じ日本人としてとても嫌になった。
だからこそ、私はそんな人たちとは違うと言いたかったし、本気でもっと先生と仲良くなりたいと思った。
生まれた環境、文化、貧富の差はかなり違う。
先生達(セブ の事務所)の給料は高いとは言えないとか。
先生の過半数は大学を卒業しての女性が多い。みんな親元を離れ、共同のアパートや親戚の家で暮らしながら、稼いだ給料のほとんどを親への仕送りや兄弟の学費にあてているそうだ。
自分に使うお金なんてほとんどない。
給料が増えるためには、評価を高くし、課金しないと予約できないほどの人気講師になること。
そのためには、ネイティブキャンプが推しているカランメソッドという英語を短期間でマスターできるプログラムを教えるための資格を持っていることも一つの条件になる。と聞いた。
どの先生たちも、毎日どんな受講者が自分のレッスンを受けるのか全くわからない状況下の中で働いている。
私には絶対できない。
すごいと思う、これはおおらかでフレンドリーなフィリピン人の人柄だからできる職なのかもしれない。
そんなある何人かの先生の家庭環境を知った上で、私はいつも彼らとレッスンを楽しんでいた。
オンラインだからできることは、むしろ直接会って行うレッスンよりも効果的かつ便利な点が多いと実感している。
オンラインであるからこそ、映像を通して自分の家族を紹介したり、自分の部屋のルームツアーや、外に出て動物園やディズニーランド、カフェにも行って日本の文化紹介をした。
ネット環境さえあればどこにでも先生達を連れて行くことができる。
そして、ほとんどの先生はフェイスブックアカウントを持っているため、仲良しであれば他の受講者より早く先生のスケジュールを知ることもできるし、先生のプライベートも知れる。
これが仮に日本人だったら、自分のプライバシーを守りたいと思うかもしれないが、少なくとも私の知るフィリピン人は真逆だ!
連絡先を知ったら、レッスン日関係なく毎日のようにメールが来る。
電話も頻繁にかかってくるようになるし、、、とにかくこちらの都合はお構いなしだ。
フレンドリーすぎる。
こういう積極的すぎるところが苦手という人もいるかもしれないが、私は大歓迎だった。
レッスンが終わった後、先生の休憩時間、休日、とにかくひっきりなしにくるメールに返すのが必死だった。でも、それは全て英語のメール。
英語のメールの返し方なんてオンラインレッスンでは決して習わないだろう、
若者言葉、スラング、略語、これこそ全て日常で使う英語だ。そう、まるで実際に海外に行って留学して生活を送っているみたいだ。
そんなことを毎日のようにしていれば、誰だって英語力は身についてくる。
これは私の持論にすぎないけど、私はこの経験から語学に対する考え方がかなり変わった。
これまでの自分は外国人と話すときには、自分の英語力はかなり低いと思っているから、頭の中で何話そうか、あれを聞かれたらこう答える、そしてある程度使えそうな単語をあらかじめインプットしてから答えることが多い。
でもそれは、すぐ覚えられるけどすぐに忘れる。
なぜなら、その言葉には何のオリジナル性もなければ、ただコピーしただけで感情や本当に伝えたいことが含まれていないから。
英語というのは、話せないけど私たち日本人にとっては最も多く触れている言語だ。
日常は英語で溢れている。ただでさえ、意味はわかってないが服のブランドや家電、化粧品、道具などなど。
そういった英語は私たちの記憶に少なからずとも多く存在している。
インプットはできているのだから、あとはアウトプットするべし!(ほら英語だ!)
もちろん正式な会議、プレゼン、ビジネスや文章作成などきちんとした文法、発音、言葉遣いそういった時に使う英語はまた別物。
単に英語で友達と会話をする、旅行で英語を使う。そういった時には、自分の知っている英語でどうアレンジして使うか。
そう、こんな感じ。
ハンバーグを作りたい。
でも材料は 水、大根、豆腐、きのこしかない。
これをハンバーグにするには?考え方次第で大根おろしの和風豆腐ハンバーグにできる。。。
よね?
そう、なんちゃってハンバーグ。
こんな風に英語も同じ。なんちゃって英語ができる。なんちゃって英語には人柄と伝えたいという気持ちが何よりも大切。
英語が全てではない。伝えたいと思うならジェスチャーや表情は必要。
それに、共通して伝わる話題は歌!場が気まずくなったら歌をうたう!これにはかなり救われた。なんたって後味がいい。
だってなんちゃってハンバーグでも美味しくなかったら。。。
そのあと、とびきりおいしいケーキとコーヒー飲んだらハッピーでしょ?!
あーなんか話がめちゃくちゃになってきた。笑
そうやって私はなんちゃって英語でコミュニケーションをとってきた。
これは、オンライン英会話をしてなかったら絶対に経験できなかったことだけど、
ビーちゃん先生と仲良くなった → ビーちゃん先生と授業中歌やダンスをしまくる → 他の先生達がビーちゃん先生のレッスンに目をつける → 私とビーちゃんのレッスンにいつの間にか他の先生が乱入し、一緒に歌を歌い出す → セブのオフィス内で私の名前が知れ渡る → なぜか、はじめて受講する先生なのに私のことを知っている → 友達が増える
こんな連鎖が続き、ビーちゃん先生の友達は私の友達となった。
そうともなれば、もうセブに行って先生達に会いたい!生で会いたい。映像の中の先生達と直接会ってみたい。
そんな欲望が止まらなくなり、、、、、、、
会いに行っちゃいました!!
今となってはリゾート地のセブ島。そこへ海目当てではなく、友達に会いに行くという最高の目的で。そこには、不安とか、心配とか全くなくて、
とにかく楽しみで仕方なかった。
ご対面の時、、、なぜかお互い照れて笑いが止まらなかった。でも、フィリピン人の人懐っこさというのかスキンシップがかなり多くて、想像以上に低身長で。なんだか夢を見ているみたいで、映像の中にいた人に触れてることがただただ信じられなかった。
観光地案内やセブに住んでいる人しか知らない、グルメ、ショッピング、ゲームセンター、ジプニーなどなど
彼女達は精一杯のおもてなしをして私を楽しませてくれた。
面白かったのは撮った写真の枚数が200枚以上だったこと。
その後、日本に帰ってからもオンラインレッスンを続け、
お金を貯めては、またしてもセブに遊びに行き。。
そう今でも仲良しの関係は続いているのだ。
このネイティブキャンプなくして私たちの出会いはない。
是非、オンライン英会話に興味を持ったら挑戦するべし!
そして私はネイティブキャンプをおすすめする!
紹介して欲しい方!いつでも連絡ください!!
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